先日、スーパーで「アイコトマト」というものを買いました。
理由は単純です。
半額だったからです。
特にトマトに詳しいわけでもなく、「アイコ」という品種があることすら、ほとんど意識したことがありませんでした。
家に帰って食べてみる。
うまい。
思っていたより甘い。
普通のミニトマトよりも果肉がしっかりしていて、トマトの青臭さが強くない。なんというか、野菜というより果物に少し近い。
「なんだこれ。こんなのあったのか」
となりました。
調べてみると、アイコは細長い形をしたミニトマトの品種で、糖度が高めで、果肉が厚いのが特徴らしい。
知らなかった。
アイコトマトを知らなかった。
考えてみると、こういうことは結構あります。
自分が知っている世界なんて、案外狭い。
仕事では毎日のように専門的なことを考えています。
それなのにスーパーへ行けば、
「このトマト、うまいな」
というだけで、まだ知らないものが出てくる。
しかも今回は半額です。
新しいものを知るのに、大げさなきっかけはいらないのかもしれません。
学会に行かなくてもいい。
海外に行かなくてもいい。
スーパーの半額シールでも、新しい発見はできます。
それ以来、スーパーでアイコトマトを見ると、ちょっと気になるようになりました。
人生、まだ知らないうまいものが結構ありそうです。
